小中学生にも人気のTikTok(ティックトック)の危険性は?顔出しや個人情報流出の危険性があります。
今、若者(と書いてぐっと年齢を感じました・・・)に大人気のTikTok。
我が家でも長女がばっちりハマっています。
すごい集中力で、一応動画制作の仕事をしている私が「すごいな、どうやって作った??」っていう動画を作っちゃうんですよね。
没頭できるのはいいことです。
でも、所詮まだまだ子供。
「ネットの世界の怖さ」がまだまだ分かっていません。
この記事ではお子さんがTikTokを使うさい、どんなところに気を付けたほうがいいかについてまとめています。
TikTokとは
音楽に合わせて15秒のオリジナル動画が作れて、その動画を投稿できるスマホ向けショート動画共有SNSです。
とりあえず動画を見ていただくとなんとなくわかるかと思います。
動画作成が別アプリを使わずに簡単にできて、SNOWのような補正機能もあります。「いいね」ボタンやハッシュタグなどはSNS世代にもうおなじみです。
小学生~高校生を中心に爆発的にヒットしてます。
その年代の子供たち(特に女子)は「友達が」「みんなが」やっているということをとても大切にします。
我が家の長女も例にもれず、仲良しのお友達がやっているからという理由で始めました。
ちなみにスマホは持たせていませんが、タブレットでやっています。
TikTokを使う前に利用規約を読ませましょう
TikTokの利用規約には次のように書いてあります。
「13歳以上の方のみが利用できるものとします。上記年齢未満の方が本サービスを利用していることがわかった場合は、該当するユーザーアカウントを終了させます」

本来は13歳以上でないと使えないサービスなのです。
顔出しの危険性
TikTokでは顔出しの動画が非常に多いです。
「15秒の短い動画だから」「中学生や高校生ばかりだから」「友達もやっているから」そんな理由で顔出しのハードルが低くなってしまうのでしょうか。
さらには、場所が特定できる映像や、制服を着ての投稿も目立ちます。
我が家の娘もちょっと目を離した隙に顔出し動画を投稿していました。
最近は出会い目的でTikTokを利用している大人もいます。TikTokのまとめ動画もYoutubeに投稿されています。
顔出しの危険性はしっかり伝えておくべきところです。
顔を出さなくても楽しめることを教える
とはいえ、我が家の娘も顔出しの危険性について説明してもピンときていないようでした。
娘がSNSの怖さに気づいたのは、DMで回ってくる不幸の手紙でした。
「このメールを〇日以内に〇人に転送しないと不幸が訪れます」みたいな、30年以上前からある古典的なチェーンメールです。
私からすると、その手のチェーンメールは全然怖くないですが、はじめて直接メールを受け取った娘は気持ち悪がってSNSにはいろいろな人がいるということを、やっと理解しました。
同時にお友達にもチェーンメールが回り始めたので、お友達も顔出しをやめ一件落着となりました。
わたしからしたら、肩透かしですがネットは怖いことも起こるというのを理解してくれたならばよかったです。
顔出しをやめたものの、TikTok自体は引き続き楽しんでいます。
TikTokは顔出しをしている人が多いですが、顔出し無しの動画でも十分楽しめます。
アンケートやクイズ、ちょっとしたマジックみたいなものや、持ち物自慢みたいな動画も十分面白いですよ。
それでも顔出しをしたい場合はアカウントを非公開にする
TikTokではアカウントを非公開にすることができます。
アカウントを非公開にすることによって、自分が承認したユーザーだけが動画を見ることができるようになります。
小中学生の場合は、TikTokで有名になりたいというよりは、まずは友達と一緒に楽しみたいという気持ちで使っていると思うので、顔出しするならば、あるいは、使い方がわかるまでは非公開アカウントに設定することをおすすめします。
アカウントを非公開にする手順

TikTokホーム画面右下の人のアイコンをタップ
↓
アカウント情報ページの右上の「●●●」をタップ
↓
設定をタップ
↓
プライバシー設定
↓
非公開アカウントをチェック(上のスクリーンショット)
どうしても顔出しをしたいという場合は、非公開アカウントに設定することをお勧めします。
TikTokをはじめとするSNSの利用を一切禁止してしまえば簡単なのですが、いまやそれは非現実的ではないかと感じています。
子供が危険な思いをせずにうまくSNSと付き合えるよう見守ることが必要だなと思いました。